映画「パリに見出されたピアニスト」をみました。
主人公の貧しい青年マチューが、パリ音楽院ディレクターのゲイトナーに見出されピアニストへの道のりが始まる物語です。
紆余曲折ありながらも、主人公を助けようとする周りの人達の気持ちと愛に自然と涙が溢れ、映画と現実の世界は違うかもしれないけど、それでも私達は必ず誰かの助けを得て、今ここに居る。そんなことに気づかされました。
そして映画を彩る素晴らしいピアノ曲の数々...
特にショパンのワルツ3番は心に響きました。美しい旋律が心の隅々を代弁してくれているかのようです。人にはこんなにも沢山の感情があって、揺れ動く、と言うことに深く共感できる曲ですが、映画のシーンと重なるとより感動します。ショパンは「ピアノの詩人」と呼ばれますが、音楽というものはユニバーサルで、時に言葉より多くを語りますよね。
ショパンの祖国「ポーランド」に想いを馳せて。そして主人公マチューのようにお世話になった恩師、支えてくださった方々に感謝しながら楽譜を開いてみようと思います。
ポーランドの食器「ポーリッシュポタリー」に携わることになったご縁にも感謝を込めて。