昨日は母の日でしたね。
ポーランドから食器を輸入しはじめることを決め、
メーカーから送られてきたカタログを見て
「どのパターン(絵柄)を選ぼうか」
「どのアイテムを仕入れようか」
と思案していたある日、
実家の母からLINEで写真が送られてきました。
「このスープカップ覚えていますか?」
子供の頃に実家でよく使っていた
取っ手付きのスープカップ。
もう何十年も目にしていなかったのですが、
懐かしさと共に
過ぎ去った時を慈しむような
何ともいえない感情が湧き出しました。
そのスープカップを使っていた時期の
日常の風景や空気感まで思い出し、
それらをとても愛おしいと感じました。
「素敵な食器を選んでね」
母からのメッセージが心に響きました。
毎日必ず手にして使う食器には、
人の人生を彩る大切な役目があります。
セレクトした食器達が、
お客さまの大切な時間を
素敵に彩ることができますように。
心を込めてこの仕事をしていこう
と改めて思った出来事でした。